2.07


オリバー・ツイスト
見てきました。名作の映画化で当時のイギリス社会の様子が
生き生きと描かれているのですが、ストーリーは割りと淡々してて
その意味でのカタルシスは少ないかな。雰囲気を楽しむ映画ですね。
↓レビュー。
http://www.the-gothic.com/html/movies/movies_122_oliver.html

原作は話が微妙に違うのね。さらに勧善懲悪っぽい。フェイギンがユダヤ人なのか。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/dickens/archive/ot/ot-outline.html
ちなみにディケンズの最終作は未完で終わっている。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/dickens/archive/med/med-outline.html

■マーダーライセンス復活

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デビュー作「勝負」の未掲載オリジナル版を始め、
内容の過激さゆえ「マーダーライセンス牙」には収録されなかった幻の一編、
そして怪作「ハランの時代」など、平松伸二の<爆裂エンターテインメント>が
詰まりまくった傑作短編集。

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02年に単行本収録されてたのか。東アジア反日武装戦線の企業テロを
モチーフにしたお話ね。

下山事件

参考になります。

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彼女は、おそらくは日本中の若い女の子のほとんどがそうであるように、自分が必要とされ、
そして何よりも自分が依存できる対象と場所を常に求め続けている。
いわば意識のどこかに大きな空白がある。

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森氏のは「エスパー」と「放送禁止歌」以外は読んでないのですが、
”社会はこうあるべき”という、70年代の割とステレオタイプな価値観を
当然のものとみなしてるところがあって、そこになんとなく違和感を感じて
しまったりするわけです。
http://cats.ivory.ne.jp/sb/log/eid503.html
http://cats.ivory.ne.jp/sb/log/eid539.html
http://www.asyura2.com/0401/war48/msg/963.html
あまり関係ないけど、森氏が一冊ごとに出版社を変えてるのは、非常に参考になります。

調べてみると、下山事件は同じニュースソースの本が3冊も出てる!
事件そのものよりも、「下山事件」がノンフィションの中では異例に売れるテーマに
なってることの方が面白そうだ。