11.28


■深海生物ファイル

http://www.7andy.jp/books/detail?accd=31624016
すでに11月24日に発売。本屋で見かけたけど買わなかった。
理由はたぶん立ち読みすれば分かると思いますが、内容が
専門的すぎるのと絵がかわいくない。
個人的には前作の「深海生物図鑑」の方がまだ面白かったです。
作者自身による本の紹介を見ると、ちょっとうなってしまいます。

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弱ったことに北村は他人の感情や思考をおおまかには推論できるのですが、
特に物書きとしてはもっとも重大な
”皆が望んでいる分かりやすい(正確であるとは意味が違う)文章”
というものがあんまりよく理解できないか/予想できないのですが。

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その辺は編集者の方でうまくリードすべきじゃないの。
面白い題材なのにもったいない気がします。
というか、この一文だけでもこの人がいかに文章を書くのに
慣れてないのか分かりすぎるのが悲しい。勝手に書き直してみた。

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私だって他人が文章を読んでどう感じるかぐらいは大体分かります。
ただ、物書きとしては致命的なことに「正確でなくてもいいから
誰にでも分かりやすい文章」というのが、いまいちよく分からないのです。

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要は学者肌すぎるんだな。専門家の間で、ある事物を正確に書く訓練は
しているんだけど、専門外の人間にメッセージを伝えることに慣れてない。
つか、「理解できない」も「予想できない」もここで区別する意味って
全然ないだろ。えらそうなことを書いてしまいましたが、私も文章は
下手なので、せめて分かりやすい文章を書く努力くらいは続けていきたい
ものです。

■またまたへんないきもの

http://www.7andy.jp/books/detail?accd=R0162734
いきもの本の元祖が第2作目。こちらは12月13日発売予定。
T型ファージが写っているので、ミクロの世界までやるみたいね。
絵描きさんの名前が表紙に載るようになった。この人は完全に
専門外のライターさんなので逆に分かりやすい。オヤジギャグの
羅列ですがいい味を出してる。

■いきもの本が乱立状態ですが
私も考えてたのがあったんですけど、いろいろ考えて撤退決定。
市場が供給過剰ぎみなのと、イラストレーターの人と印税を折半
しなきゃいけなかったりして、生活的には厳しそうな感じに
思えてきました。あと、面白い文章も書けるか分からないし。

■瞑想続ける「釈迦の化身」少年の謎究明へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051128-00000204-yom-soci&kz=soci

■オルゴイコイコイを本格調査へ
http://x51.org/x/05/05/0354.php
砂の惑星のサンドワームを思い出した。結局見つからなかったみたいね
http://okab.hp.infoseek.co.jp/yawa4/10.html